龍二と香織が答えます。回答してるのは本編終了時点です。

相沢龍二（以下龍）「相沢龍二。てか本編じゃ苗字出てこんかったな」
相沢香織（以下香）「相沢香織。旧姓は仁科。まぁバンド活動は苗字出してないからいいんじゃない？」
龍「そういう問題？」
香「小説は【ヒマワリ】。カテゴリは一応ラブコメだってさ」
龍「無視すな。てかラブコメやったんや」
香「作者は言い張ってる」

龍「幼馴染やな」
香「透くんと三人、腐れ縁よね」

香「同い年だけど、二週間くらいあたしが上かな？」
龍「身長って……香織何センチ？」
香「165」
龍「そんなもんなんや？」
香「龍は？」
龍「さー。しばらく計ってないけど。プロフィール上、187」
香「そんなでかかったんだ」
龍「昔は香織のがでかかったのにな」（しみじみと
香「中学で思い切り抜かれたけどね」（きっぱり

龍「第一印象なんて覚えとる？」
香「小さすぎて覚えてない」
龍「やっぱりな。俺も覚えてない」

龍「どっちかってーと俺？てかあれは告白になるのか？」
香「一応告白じゃない？」
武士「龍の場合は告白すっ飛ばしてプロポーズですよー！」（スッと現れ、サッと逃げた
龍「待て！　ゴラァァア！！」（恥ずかしくなり顔が真っ赤
透「そのシーンはACT.4で読めます（ボソ」
香「ちょっと、透くんまでいつの間に……。ってもう居ない」

龍「何でそんなん言わなあかんねん」（武士の件でまだ怒ってる
香「あら。あたしは嬉しかったけど」
龍二、香織を見やる。
龍「そりゃ、あんなん言うたん初めてやったから、心臓飛び出るくらい緊張したわ」（顔真っ赤

香「どうなの？」
龍「おるわけないやろ」
香織、満足そうに笑う。
龍「そういうお前はどうなんや？」
香「そうねー。龍哉かな」
龍「……そか」
香「子供に嫉妬？」（ニヤニヤと笑う
龍「してへんわ」

香「そうねぇ。責任感が強いとこかな？」
龍「さっぱりしてるとこ」

香「自分を労わらないとこ」
龍「何やそれ」
香「他人の心配ばっかりしてるから、目にクマができるのよ」
龍「……まぁそれは性分やからなぁ」
香「龍二は？」
龍「え？」
香「この際はっきり言って」
龍「そうやな。強いて言うなら、細かいよな」
香「細かいかー？」
龍「大雑把なとこと細かいとこの差が激しい」
香「うん、それA型気質だからしょうがない」

香「目つき悪いよねぇ」
龍「生まれつきや」
香「でもそれは見慣れてるしな。考え事してるときの横顔は好きかな」
龍「何で？」
香「何でって……。かっこいいからよ」（顔が赤くなり、プイッと顔を背ける
龍二、嬉しそう。
龍「俺はたまに髪アップにしとんが好きやな」
香「何で？」（さっきの仕返し
龍「何か色っぽい」
香「バカじゃないの？」（顔真っ赤

香「近いと思う」
龍「そうなん？」
香「龍二はどうなのよ」
龍「近いな」
香「ホントにぃ？」
龍「疑い深いな」

龍「幼馴染としては長いけど……」
香「付き合うっていう期間はなかったような……」
龍「結婚4年目って答えたらええんかな？」

香「デートなんてしたっけ？」
龍「…………」（無言で目をそらす
香「たまには二人きりでどこか行きたいなー」
龍「お前身重でどこ行く気や」※香織は妊娠中
香「……温泉」
龍「それデートなんか？」

二人、視線を合わせる。
龍・香「内緒！」

龍「ぶっちゃけも何も……」（香織をチラッと見る
香「夫婦だしねぇ」

龍「俺は時計。結婚記念日にもろたヤツ」
香「あまり高価じゃないけど……」
龍「値段は関係ないて。お前は？」
香「あたしはやっぱり結婚指輪かな」

龍「うーん。まぁ俺らの場合恋愛すっ飛ばした感がめっちゃあるけど」
香「相手によるだろうけどね」
龍「じゃあ同じ線上にあるってことか？」
香「龍二だから同じ線上にあったのかもね」
香織がニヤっと笑う。龍二、顔真っ赤。

龍「ベストっつーか……。やっぱあの時結婚してよかったとは思う」
香「あたしも。あの時、龍二が決断してくれてよかった」

龍「もう二人目できたしなぁ」（香織のお腹を見やる
香「まぁ順調に行けばね」
龍「怖いこと言うな」
香「ぶっちゃけ何人欲しいの？」
龍「俺？　俺は……何人でも。つーか、大家族とか憧れる」
香「え？　何それ？　初耳……」
龍「言うたことないし。こう見えて子供好きやで」
香「見た目怖いのにねぇ」
龍「しみじみ言うな」

香「プライベートも何も。家にいないし！」
龍「ここで怒んなや。真面目に仕事しとるんやないかい」
香「そうだけどさー。まぁプライベートを守られてるかって言うのは、敢えて言うなら守られてるのかな？」
龍「龍哉おるからプライベートもないけどな」
香「家にいないくせにそういうことは言うんだ」
龍「…………」

香「喧嘩は……しないことはないけど、下らなすぎて覚えてない」
龍「てかお前が怒ってるだけやしな」
香「龍二はもっと参加してよね」
龍「喧嘩に？」
香「一人で怒ってたって喧嘩にならないじゃない」
龍「そういう問題？」

香「モテるでしょ。そりゃ」（チラッと龍二を見る
龍「そうか？」
香「人気ロックバンドのリーダーがモテないわけない」（きっぱり
龍「それモテるっつーか、ファンやろ？」
香「昔っからファンいたじゃん」
龍「あれは透のファン」
透「龍二のファンもおったで？」
龍「！　急に沸くな！」
香「ほらー。やっぱりモテるじゃん」
透「香織も人気あったよ？」（にっこり
武士「よっ！　美男美女カップル！」（ニョキッと生えてきた
龍「あ！　てめー！！　今頃現れたかっ」←まだ根に持ってたらしい
香「あ、追いかけて行っちゃった」
透「相手にしなきゃいいのに」（溜息

※龍二が戻ってくるまでしばらくお待ちください。

香「やっと戻ってきた」
龍「逃げられた」
香「ほら、質問来てるよ」
龍「あ？　どこからが浮気かって？　香織はどう思う？」
香「そうねー。手繋いだらかな」
龍「そうなん？」
香「だって。女友達と手繋いだり、腕組んだりしないでしょ」
龍「そりゃそうだ」
香「龍二は？」
龍「二人きりで出かけたりしたらかな？」
香「確かに二人きりで行くのはおかしいよね」

香「どうしようかしらねぇ」
龍「目が輝いてる気がするのは気のせいか？」
香「気のせい気のせい。そうね。相手の女の家に殴りこみくらいにしとこうかな」
龍「その先があるみたいやな」
香「え？　そりゃ口では言えないことやるわよ？」
龍「こえぇぇ」

龍「ない」
香「はっきり言うねぇ」
龍「ないもんはないからな」
香「あたしもない」

龍「どうもこうもなぁ」
香「多分、立ち直れなくなる」
龍「まぁそうやんな」

龍「香織がええんやったら」
香「いいに決まってるでしょ」（照れてる

香「そんなことしてたら夜が明けるわよ」
龍「確かに。幼馴染やったしな。一つになんて絞れん」

龍「え？　人前では無理」
香「何今更照れてんの」
龍「そりゃ照れるやろ！　俺のキャラちゃうし」
香「まぁそうね」

龍「長いのにお疲れ様でした」
香「好評だったら他のカップルでもやるって作者が言ってました」
龍「他のカップルって？」
香「多分、美咲たちじゃないかな……」
龍「それより亮たちのがええんちゃうか？」
香「それは最後のお楽しみじゃない？」
龍「そういうもん？」
香「そういうもん」