web拍手のお礼に載せていた予告コントです。
予告になっていないのはご愛嬌w



5話予告
6話予告
エンディング


[4話予告]
(3話終了時点)
ほたる:「どこ、ここ?」
真奈美:「予告しろってさ」
芽衣:「えー、めんどくさーい」
天音:「おぉ。何か変な空間」

天音が現れたので、回れ右をして逃げるほたる。天音がすぐに捕まえる。

天音:「待って!主人公が予告しないでどーすんの?」
真奈美:「鈴枷さんの言う通りね」
芽衣:「じゃあ水瀬に押し付けて帰ろ?真奈美」
ほたる:「ヤダよ」
芽衣:「駄々っ子」
ほたる:「おめーに言われたくねぇ」
真奈美:「次回は何やら鈴枷さんの過去が明らかになるとか何とか」
芽衣:「ええ? 天音ちん、過去に何かあったの?」
天音:「あー、うん・・・・・・。まぁ・・・・・・」
真奈美:「ってまた逃げようとしてるし」

即行でほたるの首根っこを掴んで引き戻す。

ほたる:「俺に関係ねーもん」
真奈美:「関係ないってよく言えるわね?主人公って自覚が足りないわよ」
芽衣:「そーだよ。水瀬だって過去あるくせに」
真奈美:「ほたるの過去はもう少し後みたいよ」
芽衣:「えー? 引っ張りすぎじゃない?」
真奈美:「主人公の秘密がすぐにバレちゃ面白くないでしょ」
芽衣:「そういう問題なんだ?」
真奈美:「そういう問題。まぁ、とにかく」

ほたると天音を見やる。

真奈美:「撮影、がんばってね」

笑顔で去っていく真奈美。

ほたる:「言うだけ言って帰るなー!」
天音:「冴木さんが一番謎だと思うのはあたしだけ?」
芽衣:「それあながち間違ってない」
天音:「やっぱり?」

     何故か真奈美が一番謎な人物になってしまっている今日この頃。


[5話予告]
(4話終了時点)
芽衣:「ちょっと! あたしが出てないってどういうこと?!」
真奈美:「しょうがないわよ。シリアスな回だったんだから」
芽衣:「どういう意味?」
真奈美:「でも驚いた。鈴枷さんにあんな過去があったなんて・・・・・・」
芽衣:「話すり替えたな」
真奈美:「ほたるも驚いたでしょ」
ほたる:「そりゃ驚いたに決まってるだろ。俺とは正反対だなって思ったし」
真奈美:「今頃気づいたの? 性格全然違うじゃない」
ほたる:「いや、分かってたけど。そんなあっさり言うな」
芽衣:「真奈美があっさり言うのは、昔からでしょ?」
ほたる:「そりゃそうだ」
芽衣:「で? 5話はどうなるの?」
真奈美:「えーっと・・・・・・。二人がすれ違い始めるみたいね」
芽衣:「えー。何その中途半端な説明。もっと詳しく言ってよ」
真奈美:「あらすじ言いすぎたら面白くないでしょ?」
ほたる:「下手にネタバレしたくないだけだろ?」

ギクッ。

芽衣:「で? 天音ちんはどこ行ったのさ?」
真奈美:「まだ屋上で泣いてるんじゃない?」
ほたる:「いつも思うけど、世話好きなくせに冷たいよな?」
真奈美:「気のせいよ」
芽衣:「結局5話どうなるのか全然分かんないんですけど」
真奈美:「それはお楽しみってことじゃない?」
芽衣:「調子いいなぁ」

     真奈美はクールビューティなのです。きっと。一番まともなのが芽衣に見えてきた・・・・・・(末期)


[6話予告]
(5話終了時点)
芽衣:「出番少ない!」
真奈美:「でも出られただけマシでしょ?」
芽衣:「それに真奈美、いいとこどりじゃん!」
真奈美:「まぁポジション的に仕方ないんじゃない?」
芽衣:「何か時々絞めたくなるよね」
ほたる:「分かる」
真奈美:「何か言った?」(極上の笑顔
ほたる・芽衣:「「イエナニモ」」
芽衣:「そういや天音ちんは?」
真奈美:「うーん。来にくいんじゃない? ほたるもいるし」
ほたる:「俺のせいかよ」
芽衣:「もう。早く返事してきなよ。『俺も好きだったぜ!』って」
ほたる:「何で答え決められてんだよ」
芽衣:「だってそんなもんでしょ?」
ほたる:「身も蓋もねーな」
芽衣:「次はやっぱり水瀬の過去?」
真奈美:「そうね。赤い記憶の話ね」
芽衣:「水瀬、顔真っ青だよ?」
ほたる:「俺に構うな!」

走り去るほたる。

芽衣:「あ、行っちゃった」
真奈美:「うーん。予告でこんなんで大丈夫かしら?」
芽衣:「大丈夫じゃない? って言うことは、もうすぐ最終回?!」
真奈美:「まぁあと一話でまとめられたら、次が最終回ね」
芽衣:「無理やりまとめるんでしょ?」

ドキッ。

真奈美:「最終回なら、次回はエピローグと一緒に更新するみたいよ」
芽衣:「それよりももうあたしたちの出番ないんじゃ・・・・・・」
真奈美:「可能性大ね」
芽衣:「えー? ヤダー! あたし全然活躍してない!」
真奈美:「しょうがないでしょ。脇役なんだから・・・・・・」
芽衣:「むー。んじゃま、とりあえず撮影風景覗いて来ようっと」
真奈美:「立ち直り早いわね・・・・・・」

     芽衣は楽天家なのです。もちろんいい意味で。


[エンディング]
(連載終了時点)
真奈美:「無事に終わったわね」
芽衣:「ちょっと! やっぱりあたし、出てないじゃん!」
真奈美:「それは仕様だからしょうがないのよ。あたしも出てなかったしね」
芽衣:「ムー」
真奈美:「ほたるに鈴枷さん、お疲れ様」
天音:「お疲れ様でしたー!」

ほたる、ぐったりしている。

芽衣:「何で水瀬ぐったりしてんの?」
真奈美:「珍しく追いかけっこなんてしたからでしょ」
芽衣:「なるほど」
真奈美:「それより、何か言ったらどうなの? 主人公なんだから」
ほたる:「・・・・・・長い間、ありがとうございました」
天音:「もう! 疲れすぎ!」
ほたる:「お前は元気すぎだ!」
真奈美:「あら。仲良くなってるじゃない」
ほたる:「どこがっ?」
真奈美:「言い合いできるほど仲良くなったってことでしょ。それにしても長かったわね。
連載開始してから8ヶ月経ってるわよ」
芽衣:「いくら他の連載書いてるからってかかりすぎだよね」
ほたる:「あまり作者いじめんな。本人もちゃんと反省してる」
天音:「これリクエスト作品なんでしょ? こんなのでよかったの?」
ほたる:「それは禁句だ」
真奈美:「何はともあれ、無事に終わってよかったわ」
ほたる:「最後まで読んでくださった方、こうして拍手で応援してくださった方、
本当にありがとうございました」

一同礼。

真奈美:「感想を一言でも送ってあげると、作者が喜びます」
天音:「それでは、またどこかでお会いできる日を楽しみにしています」
一同:「ありがとうございました!」

     長い間ありがとうございました。また番外編等で会えるのを楽しみにしています。



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